宝樹院の黒竹の開花

宝樹院の中庭で、120年に1度の周期で咲くとされる黒竹(くろちく)の花が咲きました。
先日、木更津市の庭園で黒竹が開花したとチバテレニュースで報じられました。
(120年に一度!夢のよう 千葉県木更津市で“黒竹の花”が開花(チバテレ))
宝樹院の中庭の黒竹も様子が秋ごろから変だと思っておりましたが、開花の予兆とは露知らずおりました。
稲穂に似た枝先からは、おしべが出ています。
宝樹院の中庭に植えたのは先々代の住職です。研究では少なくとも100年に1度以上の周期での開花と言われていて、次回の開花を宝樹院で見ることは叶わないでしょう。まさに一期一会のような現象です。
日本に原生していない黒竹は、庭園用に中国から輸入されたものです。
関東地方でもいくつか開花報告があることから、庭を造る過程で同じような時期に植えられたのだと思われます。




