境内
本尊
【本尊:地蔵菩薩】
宝樹院の本尊さまはお地蔵さんです。
底面には宝樹院再興時(江戸時代)に像が制作された事が書かれ、当時の住職と像の作者名が記入されています。
宝樹院本堂
【宝樹院本堂】
現在の本堂は1968年に建設されました。
法要や年中行事、坐禅会など様々な場面で使われています。
山門
【山門(さんもん)】
建立:1767年
改修:1865年
宝樹院で最も古い建造物です。
お参りの際はこの門から出入りするのが正式です。
扁額
【山門の扁額(へんがく)】
宝樹院の山号:金嶺山が書かれています。
白隠禅師の書。
※白隠慧鶴(はくいんえかく、1686年~1769年)
禅宗中興の祖
鐘楼
【鐘楼(しょうろう)】
鐘撞き堂です。
建立:1769年
改修:1976年
毎年大晦日には除夜の鐘を行なっています。
108組限定で鐘を撞くことが出来ます。
観音堂
【観音堂(かんのんどう)】
建立:1779年
修繕:1915年
改修:1978年
建立当時より観音様、地蔵菩薩様、薬師如来様が納められています。
五百羅漢堂
【五百羅漢堂(ごひゃくらかんどう)】
山門入って左にある建物です。
土日の9時~14時に開放しており、中には五百羅漢様が納められています。
五百羅漢像
【五百羅漢像】
仏典結集に集まったとされる500人の僧侶たちです。
お盆や大晦日には夜も開放します。
蝋燭が並べられ、火に照らされた仏像が神秘的な雰囲気です。
山門の観音様
【山門の観音様】
宝樹院にはお地蔵様・観音様が沢山居られます。
山門を入ってすぐの観音様は、遠方にお墓がある人が宝樹院で供養したお塔婆を立てていく場所です。
故郷や実家にあるお墓に思いを届けてくれるでしょう。
宝樹院のサザンカ
【宝樹院のサザンカ(佐倉市指定文化財)】
臼井興胤公お手植えと伝えられるサザンカ(山茶花)です。
2020年3月に佐倉市の天然記念物に指定されました。
老木で11月中旬から12月末まで下から順番に桃色に開花をします。
開花が前年と比較して2週間ほど前後する事もあるので、開花状況はTwitterやお知らせをご覧ください。